レポート

2025.1.7 公開
レポート
業務効率化を実現する遠隔支援の役割と導入事例紹介(2)

2024年11月26日に、「製造・建設の現場の遠隔支援とDX、スマホにはできない情報共有をウェアラブルカメラで実現する」を題材として、Webセミナーを開催いたしました。今回はその講演内容のポイントをご紹介します。
ポイントごとに3回に分けて更新しております。(1)はこちら!
(3)は近日中に公開予定です。



<ポイント2>用途が広がる遠隔支援:各業界での使われ方と効果

遠隔支援の利用が広がる中で、各業界での具体的な活用事例とその効果についてご紹介します。

現在、多くの企業では、人手不足が深刻化しており、それに伴う業務効率化や技術継承が喫緊の課題です。
そんな中、弊社が提供する遠隔支援ソリューションは、多くの業界でその課題解決に貢献しています。
 
産業機器メーカーであるA社では、産業機器の設計や設置工事、アフターサービスといった幅広い業務に弊社ソリューションを活用いただいています。
導入する前は、遠方の機器設置先への出張が必要で、複数名のスタッフが1日を費やして移動する状況でした。さらに、管理職が同行する場合には、報告書の作成や他現場の確認業務など他業務に割くべき時間が不足するという問題も抱えていました。
 
弊社のウェアラブルカメラを活用した遠隔支援ソリューションの導入後は、現場作業が若手社員1名でも可能となり、移動時間と出張旅費の削減が実現しました。同時に、管理職は移動せずに遠隔地からサポートすることにより、これまで滞っていた報告書作成などの業務が効率よくでき、さらに空いた時間を新規顧客開拓などの業務にも使えるという好循環が生まれ、業務負担の軽減だけでなく、売上の向上にも寄与しました。

ほかにも、、、、、、
製造業では、
・生産工程における検査や監査、製品を生産する機械のトラブル時に、メーカーとのやり取りをする場面
・工場内の安全パトロール
・生産後のメンテナンスやアフターサポート
など様々な場面で遠隔支援が活用され、業務の効率化が進んでいます。
特に、海外に工場を持つ企業では、遠隔地間の検査や監査での活用が顕著であり、国内外の生産現場をつなぐ重要な役割を果たしています。 
 
>>製造業の導入事例一覧はこちら
 
産業機械やプラント・設備に関連する分野では、
・設置工事時に若手社員へのサポートや設置後の設備メンテナンスや保守業務におけるトラブル発生時
・作業完了時の証拠記録や新製品に合わせた作業手順の動画マニュアル作成
などで遠隔支援やウェアラブルカメラが使用され、複数人での作業を効率化し、他の業務へのリソース振り分けを可能にしています。
 
>>産業機械・プラント・設備関連の導入事例一覧はこちら
 
電力設備に関連する分野では、発電所や変電所での設備確認や設置前の事前調査に利用され、特に高所での作業の効率化に寄与しています。
建設業・不動産管理の分野でも、遠隔からの現場状況把握や材料確認、設備点検などに遠隔支援が導入されつつあり、これまで以上に効率的な管理運用が可能になっています。
遠隔支援の拡大により、各業界での業務効率化や生産性の向上が進み、今後ますます多様な分野で不可欠なツールになると期待されています。
 
>>導入事例一覧はこちら
 
(3)では、このように業務効率化を実現できる弊社のウェアラブルカメラを活用した遠隔支援ソリューションの特長をご紹介します。
<ポイント3>すぐに導入できるザクティ遠隔支援ソリューションの特長 に続く

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